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ASANTE  CHARITY PROJECT

一人でも多くの子どもたちに夢と希望の光を!
一つの灯りが一つの生命と繋がる、キャンドルピースアクション
未来への夢と希望をこめて、世界中の子どもたちみ〜んなで作ろう!

キャンドルアートを通じて夢を語ろう。

kirinsou candle art works 代表 緒方浩一郎

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 2008年11月、ケニア、ナイロビ郊外にあるマトマイニ・チルドレンズ・ホーム  *1 と、タンザニア、アリューシャのウモジャアートセンター  *2 、この二箇所で、蜜蝋を使ったキャンドルワークショップ、簡単な楽器(パチカ)を使ってのリズムワークショップをやってきました。 

 マトマイニ・チルドレンズ・ホームの院長、菊本さんが八ヶ岳にありますスパティオ体験工房に来られたのは5月の事でした。偶然にもおいでになったのですが、現地で運営されている職業訓練校での、フェルト工房の技術は数年前、八ヶ岳のこの工房から伝えていただいたとの事でした。今、5人のスタッフの自立に繋がっているとの事。その感謝の気持ちを頂きました。キャンドルの体験をなさりながら、子供達にも是非体験させたいなあと、職業訓練的な取り組みはできないものかなと互いに話し合いました。30年近くケニアでの活動をされ子供達の自立支援スラム街の若者たちのマザー的存在である菊本さんのお話を伺う内に八ヶ岳とケニアの繋がり、私どもの工房のささやかな技術が、遠く知らないところで、貧困から立ち上がる事の手助けになっているその事に深く感銘を受けました。 

 ウモジャアートセンターには、八ヶ岳でのイベント8orchestra*3 に2008年参加してくれましたチェリストのカシアさんがボランティアで一年間参加すると言う事で、その活動を知り、その情熱に刺激を受け、「今、私たちに出来る事」を考えさせられました。ナイロビからシャトルバスで6時間の距離、このお二人との出会いと、その出来事で、キャンドルと、チェロを抱えて、今回、訪問することに決めました。

 ケニア、タンザニアはアフリカ大陸を南北に縦断する巨大渓谷、大地溝帯「人類生誕の地」と呼ばれるエリアです。野生の王国でありマサイの戦士達が守り続けている土地です。ナイロビ都心部には世界最大のスラム街が広がり貧困の差は激しく、その現状は悲惨なものです。出会ったスラムの若者達は、「チェンジ」を掲げどぶさらいから自主制作映画など、未だ無い取り組みをしていると、どうにかしてスラムを変えていくんだと熱く語ってくれました。まさに立ち上がろうとしています。あらゆる、チャンスに向かって行こうという心構えを感じました。

 今回のワークショップに集ってくれた子供達や、その支援者のみなさんのその独創的な発想や取り組む様子には大感激でした。灯りや音楽を通じて解りあえる心のふれあいは言葉もいらず国境もいらず、ただ人として喜びと感謝の気持ちに満ち溢れていた様に思います。スラムの貧困にあえぐ環境にありながらもその瞳は輝き、全身で気持ちを表すその姿は眩いものでした。

 ただ援助するのではなく相互理解を深め共に創作して行く、表現して行く事で何かしらの夢に向かう、自らの力で暮らしを向上させて行く、世界を変えて行く、未来を創って行く、そんな力になる活動に発展させていきたいと考えています。別れ際の、アサンテ、アサンテのみんなの声がまだどこかで聞こえている気がします。

「アサンテ」とはスワヒリ語で「ありがとう」の意味です。


*1 マトマイニとは、スワヒリ語で「希望」を意味します。
*2  世界中から様々なアーティストが集まり、芸術を通じて救済活動に取り組んでいます。ウモジャとは「結束」を意味します。
*3  2001年から毎年八ヶ岳を拠点に継続しています、灯りと音楽の参加型イベントです。